この付近に来ると、竹之内潅濠集落の道標が出ます。
潅壕集落とは、外敵から守るため、周囲を濠でかためた集落をいうそうで、竹之内潅濠集落は
その形をよく残しているそうです。
通りがかりに、あっ、これだと思うところがあったのですが、竹之内潅濠集落ではありませんでした。
もう一つの潅濠集落だったのではと思います。 |
このあたりは古墳が多いところだそうで、道筋にも波多子塚という古墳がありました。
古墳時代初期のものだそうです。
ちょと見ただけでは、ちょっと土が盛ってあるだけとう感じです。
ここは、宮内庁の看板もなく誰でも登れるようでした。 |
のどかな田園地帯を歩いているとイチゴ畑があって、摘み取りさせてもらえるのでたくさんの人が
摘み取っていました。お値段もやすそうでした。食べながら歩いている人もありました。
甘い香りに誘われたけれど、ひたすら歩いて竹之内潅濠集落へ向かいました。
目的の潅濠集落は、えっ、これだけ?という感じではありましたが、もっと探せば大きな濠があったのかもしれません。 |
竹之内潅濠集落 午後2時40分 |
竹之内潅濠集落を過ぎてひたすら歩くと、終点の石上神宮(いそのかみじんぐう)は別にして、
最後の見どころは夜都伎神社(やとぎじんじゃ)。奈良の春日神社と縁のある神社だそうです。
このあたりに来ると、素通りする人も結構多いので、疲れているんだ-とか思ったのですが、
考えたら、何度か来ていれば寄らないですよね。 |
夜都伎神社 午後2時55分 |
ここを過ぎると、以前来た経験から、そろそろ峠の茶屋だと分かります。
あそこに着けば何か食べられるし、冷たいものが飲める。頑張ろう!
少し上り坂をひたすら歩いて、ようやく到着。 |
峠の茶屋 午後3時5分 |
峠の茶屋といっても、昔の風情のあるものではありません。でもありがたい!!
おうどんを食べて元気回復。農産物を売っていたけれど、竹の子は勘弁して!
峠の茶屋を出て少し行ったところの農家で切干大根と牛蒡の干したのを売っていました。
一袋100円。どちらも買ったのですが、なかなか美味しかったです。
とくに牛蒡は珍しかったので、牛肉、しらたき、と一緒に煮物にしました。
ここからが、山野辺の道唯一の厳しい登りです。
足の不自由な方が、杖を突きながら踏破にチャレンジしておられたのですが、思わず顔を合わせてため息。そして爆笑。
頑張りましょう。といってもそんな長い距離ではありません。
登りつめたところで、えーーーーっ、また坂ぁ?と思うとそうではなくて、左手の平らな道が山野辺の道です。
ここでも竹の子を売っていましたが、買う元気のある人あるんでしょうか。 |
今回で終わりにしようと思ったのですが、疲れてきたので最終回は次回にします。
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