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鹿の湯付近逸見道との分岐点


温泉『鹿の湯』近くのお蕎麦屋さん『花鳥野』へ行った帰りに、棒道を歩きました。

『鹿の湯』から鉢巻道路出て、そのまま鉢巻道路を横切ります。
少し下ると道は左折していますが、突き当たりに左下の画像の棒道の看板があります。
この看板のところを右折すると、そこが棒道です。

この看板で右折 右折すると棒道がーー。

真っ直ぐ進むと、左折する道があるのですが、ちゃんと道標があります。
棒道は、鉢巻道路と平行しています。

棒道の目標石であった仏供石は、なかなか見事です。
石の上には、桧峰神社を祀る権現岳に向かった合掌像の石碑があります。
信濃攻めのとき信玄が一泊した、富士見町葛窪の八幡山安楽寺から仏供石まで、道が繋がっているそうです。

『古道・棒道コース』の標識

ブドウではありません。
周囲18m、高さ2.5mの仏供石と石の上の石碑(06/11/27撮影)

左:
右:
切掛沢川を渡る。
右に、鉢巻道路と八ヶ岳陸上競技場が見える。
(08/ 8/22撮影)

歩きやすい道をひたすら歩くだけ。ところどころ蔦漆が紅葉してとても綺麗でした。

岩がごろごろしている箇所もありました。 松に絡んだ蔦漆

この付近で渡った沢を初掛沢と言います。
棒道は、鉢巻道路に上がり、横切って鉢巻道路から遠ざかります。

鉢巻道路が見えてきました。 『逸見道』との分岐点

この鉢巻道路にぶつかった地点が、近世になって開かれた産業道路『逸見道』との分岐点です。
逸見道は、今は草が生い茂って、かすかに轍が見られる程になっています。

棒道は鉢巻道路へ上がります。 逸見道

鉢巻道路ー諏訪方面を望む。 鉢巻道路向かい側の建物

鉢巻道路向かい側の建物が目印になります。
この辺りから、棒道は富士見高原ゴルフコースに入っていきますから、道をたどることは出来ません。
ゴルフ場を出た棒道は、原村との境にあるキャンプ場付近の地点が確認されています。

万歩計:1306歩



   

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